テキストサイト関連文章20 〜誰が呼んだかコジャレ系〜

★誰が呼んだかコジャレ系
今回も書籍です。「テキストサイト大全」に桑島氏と宗像氏の対談が載っています。
 
ピックアップ
■桑島氏は最初、『kicking noise kooky』という絵+日記のサイトをやっていた。略して「キノコ」。ある日、『ウガニク』に衝撃を受け、文章にも力を入れるようになった。
■サイトを移転し、『クリアラバーソウル』と改名した頃には絵よりも日記が中心となっていた。
■宗像氏は96年から『小心者の杖日記』を始め、『OUTDEX』は97年からはじめた。
■切実にモテたいんだっていうのを表し続けたのが『クリアラバーソウル』
■98年9月から、後に「コジャレ」と呼ばれる界隈でオフ会が行われるようになった。12月の忘年会。99年3月の「ときめき☆トゥナイト」、5月の「スティーヴィーワンダーとんち合戦」、6月の「アカリガアル」、7月の「ハンサム白書」。
■愛・蔵太氏は「このサイトはコジャレ」と決め付けていた。
■コジャレとリンクしているサイトはコジャレだというネットワーク説
■桑島氏が最初に面白いと思ったサイトが『ハイパーノイヅ』『ハッピーハッピーうさちゃんまつり'67』。その後、『ペヤンゲ』『Acid overdrive』『HEXAGON』『OUTDEX』『S*e』。
■コジャレのスタイルの元を辿ると『SHIFT』のスタッフである永田氏の『WORLD 9-1』説。
■『ツラリンク』にもデザインの源流がある説
■『Young Odeon』はシャレていた。『ono*8』『bewiched!』のようなハイセンスなサイトがあった。
■当時のコジャレっていうのは、デザインを多少意識していて、しかもオタク的な要素をディープではないにしてもみんなそれなりに持っている感じだった
■オタク的な要素をスタイリッシュに表現する、っていうのはあったかもしれない。
■コジャレ界隈とゲーム方面は微妙に繋がっていた。
■『ウガニク』『Acid overdrive』『S*e』が「ピュアガール」でエロゲー紹介を書いていた。
■ABC氏が『HEXAGON』『ペヤンゲ』『ウガニク』と接近していた。
■後から出てきたサイトとして『NOZZZZZZZZZZZZZZZZZZ』『コスモクルーズ』『カクエガク』『ダイアローグ』『我ラ』『オトノチカラ』『エスロピ』
■コジャレ系は多くが更新をしなくなった