テキストサイト関連文章1 〜さくらとちぃのテキストサイト論〜

さて、インターネット歴史年表から「テキストサイト界隈がらみの騒動に関わる項目」の多くを削除する方針であることは以前書いた通り。
で、代わりに「テキストサイトについては専用の別ページを作成する予定がある(ただし作成は来年か再来年)」とも書いたが、計画を前倒し今日から調査を開始する。今日読んだのは



さくらとちぃのテキストサイト論



という文章。これは『かまくら』の雪男氏が2001年8月に書き始めた文章だ。



ピックアップ

テキストサイト界は侍魂のパクリサイトだらけ

2ちゃんねらーが攻撃対象として好むのは

├1, つまらないくせに分不相応に調子に乗っている(野心的な)サイト

├2, つまらないくせに分不相応にアクセス数が多すぎるサイト

└3, 露骨にパクってるサイト

テキストサイトの外交とはオフ会に始まりオフ会に終わる

■オフ会ではいきなり格上に勝負を挑むな。力量の近い相手から崩すべし

■オフ会では全サイトの素性調査して自分の成すべきことをつかんでおけ

■アクセス数に拠らないと成立しないテキストを書く限りは反感を買うのは仕方ない

■健「侍魂はこれからどこへ向かえば良いのでしょう?」⇒うーさー「侍魂はどこへ向かえば良いのか

■『侍魂』の健さんは苦しんでいるように感じる

■乙女の純粋さを前フリに利用しつつ最後は本音の下品さの落差で笑わせる、みたいな『popoi』さんとかが得意にしてるパターンも男には絶対真似できない見事な技だ

「そうだね。でもとりあえず確実に言えることは、これからネットはどんどん高速化が進み料金が下がり、いずれは電話と同じように一家庭一回線規模で当たり前に普及するようになるということよね。そのときムービーやフラッシュなんかを多用したビジュアル面で優れたサイトがもてはやされるのは100%間違いないとしても、そのとき果たして『文章だけのテキストサイト界』はどう姿を変えていくのか。これははっきり言ってそのときになってみないとわからないよね。ただ、数が減っていくことはないとあたしは思うわ。自己顕示欲は全ての人間にあるわけで、ネットが普及すれば普及しただけお手軽自己表現の手段としてのテキストサイトの数は爆発的に増える、それはたぶん間違いないことだと思うの。問題は、誰がゴミの山の中から面白いサイトを拾ってくるのか、よね。現状ですら愛蔵太さんは侍魂バブルに疲れて発掘を半分放棄している状態よ。あまりのジャンクの多さに面白い新サイトが完全に埋もれて誰も見つけられなくなったとき、今あるようなテキストサイト文化は新陳代謝機能を失いあえなく窒息死するでしょうね。
最後に残るのは夢の島みたいなゴミの山だけ、兵どもが夢の跡ということになる可能性はかなり高いかもしれないわ」

http://snow-man.cc/art/column/textsite9.htm