テキストサイト関連文章19 〜ネット史上初の大ブレイク日記―侍魂〜

★ネット史上初の大ブレイク日記―侍魂
今回は書籍です。「個人ホームページのカリスマ」(金田義裕著)という本に『侍魂』の話が載っています。
 
ピックアップ
■「ヒットマン事件簿」が『兄貴の館』で紹介され訪問者が急激に増えた。
■あまり活字を読まない人でも、あっさり読める文字量にした。
■スパッと歯切れ良く落とす「間」によって、リズムよく4コマ漫画的に読めるようにしている。
■ネタを見つけるよりは、それをテキストにしていくほうが大変な作業だ。
■サイトを立ち上げた動機として、自分の力で何人の読者を集められるか勝負したかった(自分の値段を知るため)。
■大学3年(2000年)の秋からサイトのテキストを書き始めた。
■コンセプトは「まじめにバカをやる常識人」
■サイトを立ち上げた時に、リンク報告のメールを出したら『ニガシオ』がメールを返信してくれてうれしかった。
■立ち上げ2週間後に『紐井屋』から固定リンクをもらい、1ヵ月後に『裏MIZUHAの憂鬱』から固定リンクをもらった。
■『FGH』を見たことが契機となって、色々なテキストサイトを見て回るようになった。
■メールは多いときで1日500通届く。
■「今日の日記はつまらない」「やめろ」というメールが沢山届いた。やめたくなることもあった。
■「先行者」がヒットしたときに人生で2度と来るかどうかわからない大勝負だと思った。だから(やめたくなるけど)やめなかった。
 
 サイトを立ち上げた動機が「自分の値段を知るため、自分の力で何人の読者を集められるか勝負したかった」であると。『YUMEGIWA LAST BOY』の人も言ってましたけど、これが、アクセス至上主義が発生した一因なんじゃないかと。アクセス至上主義を唱えたのは主に「侍魂以後」の人たちですから。「侍魂の子供達」ですから。親が「沢山のアクセスを集める事が目標」としてサイトを運営していたのであれば、子供達も目標として「沢山のアクセスを集める事」になるのは当然なのではないかと。そう思うわけです。