テキストサイト関連文章9 〜テキストサイトに我思ふ〜

「テキストサイトに我思ふ」
これは『Hukenzen Sengen』の文章。
 
ピックアップ
テキストサイトって目立ちたがりやが作る傾向が強いのかもしれない
■匿名性の高い世界に自分の考えやら行動を披露するということは、つまりそれ自体「目立ちたがり」ということなのでは。
■自分が面白いものは他人も面白いと感じるはずだ、なんて傲慢な意味ではなくて、それくらいの自信がなければ、サイトなんてやっていられない
■ネットをぐるりと見渡すと「背景黒でセンタリングして、フォントでっかい」という侍魂模倣サイトが多い。
■模倣は大いに結構。方向性やらをパクってそこから自分流のサイトを作っていくのが近道なはず。とはいえ、中身とかそのテクニックまでは完全に盗めるはずもなく…やっぱり表現が悪いが、粗製濫造と言わざるを得ないという状況に陥っている。
侍魂のすごいところは「起承転結」がきちんとされていること。
テキストサイトとして、下克上を駆け上った侍魂をコピーしてあのスタイルを取っているサイトが数多いが、仮に侍魂が今の黒字に白、フォントいじりを捨てて、別のスタイルを取った場合、おそらくはごく一部の集客力のあるものを除いては淘汰されると考える。
■ビッグタイトルがフォントいじり系でなくなったとき、勝ち組以外のそれらのコピーサイトも一斉に順ずる可能性がある。
■テキスト界では二種類のパターンがある。うちみたくつらつらとシンプルに文章を展開するサイトと、フォントいじりのインパクト勝負にでるサイト。パッと見では、後者の方が優勢だが、後者の場合問題があり、それは「慣れ」である。最初はインパクトで「うわ〜、そー来たか。やられた〜」状態でも、慣れてしまえば別に何でもなくなってしまう。ことに、テキストのモチベーションを常に限界値に保つことなど不可能(ましてそれが毎日更新であったり、それに近い状態であるのなら当然のこと)であり、一時的に訪れる「中だるみ」になった場合、集客力が落ちる(もっと雑に言うと飽きられる)。